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プレスリリース

岐阜県内重点モデル区域における散乱ごみ分布状況を、ピリカ自治体版 見える化ページにて公開。データ可視化で更なる清掃活動促進へ。

科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを目指す株式会社ピリカ(東京都渋谷区、代表取締役:小嶌不二夫 以下ピリカ)が提供する、ごみ分布調査サービス「タカノメ 徒歩版/自動車版」の調査データが、岐阜県が運営する自治体版 見える化ページ「クリーンアップぎふ~海まで届け清流!~」にて公開されたことをお知らせいたします。なお、タカノメ自動車版の自治体への導入及び、ピリカ自治体版「見える化ページ」でのタカノメ自動版調査結果の公開は、全国初となります。
https://gifu.pref.pirika.org/

  • 清掃活動の成果を見える化するとともに、散乱ごみの分布調査を実施

岐阜県は2022年5月に県内各地での清掃活動の様子を可視化する、ピリカ岐阜県版、見える化ページ「クリーンアップぎふ~海まで届け清流!~」を開設し、更なる清掃活動を推進してきました。2022年10月には、富山県と同日開催での連携イベントを実施するなど、活発な活動をしています。
さらに、ごみ分布調査サービス「タカノメ」自動車版を活用し、海洋ごみ対策の重点モデル区域(高山市、垂井町)にて、散乱ごみの分布状況の調査及び分析も行いました。

ピリカが開発・提供するごみ分布調査サービス「タカノメ」は、スマートフォンで撮影した道路や歩道の動画データを分析し、街中のごみの種類や数量を計測するシステムです。画像認識技術を活用し、ごみの分布や深刻さを計測することが可能になります。
現在は、「タカノメ 徒歩版」が、主に自治体や企業にて清掃活動ルートの改善や、美化施策の効果測定等に活用されています。更に、広範囲の調査を実施するための「タカノメ 自動車版」を2021年に開発。車のダッシュボードにタカノメアプリが搭載されたスマートフォンをおくことで、走行中に道路のごみの分布状況を調査することが可能になりました。
 

  • 散乱ごみのデータを見える化ページに反映し、更なる課題解決を目指す。

この度の海洋ごみ対策の重点モデル区域(高山市、垂井町)にて実施した、タカノメ自動車版を活用した散乱ごみの調査結果(分布マップ)を、岐阜県の「見える化ページ」に公開します。一般住民の方々にも広く公開することで、問題意識の向上及び散乱ごみの課題解決促進を目指します。タカノメ自動車版の導入及び、見える化ページでの掲載は、この度全国の自治体で初の取り組みとなります。

また、今後は、住民への本データの説明機会の提供や、タカノメ自動車版を活用した他地域のデータとの比較分析なども行い、有効な問題解決の道を探っていく予定です。
 

  • 岐阜県廃棄物対策課 コメント

県では、今回の調査結果から得られた散乱ごみの分布状況などの「見える化」により、県民が、地域のごみの状況を知り、海洋ごみに対する問題意識を積極的に持っていただくことを期待するとともに、オール岐阜での自主的な清掃活動を推進したいと考えています。
また、見える化ページを活用しながら、市町村と連携した環境学習を交えた清掃活動の実施や、沿岸県との相互連携など海洋ごみの発生抑制対策を推進してまいります。

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