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VISION

我々はごみの自然界流出問題に対し

  • 計測:流出・回収されるごみの量や種類を定量的に把握する
  • 対策:ごみの流出量を削減し、回収量を増加させる
という解決に不可欠な2領域に貢献する事業やサービスを生み出し 世界中に普及させることで、問題の解決を目指します。
※Missionは事業領域(克服すべき環境問題)の拡大に伴い、追加されます。

FOUNDING STORY

part 1 世界一周の旅とポイ捨てごみ問題

2010年、当時大学院生だった小嶌は子供の頃からの夢だった環境問題の解決にどこから手をつけるべきか悩んでいました。

本やネットの情報だけでなく、自分の目で問題を見て決めることにした小嶌は世界一周の旅に出発します。

旅した全ての国や地域で深刻な脅威となっていた、ごみの自然界流出問題。「もし、ITを使って安く問題を解決する方法を開発できれば世界からポイ捨てごみを無くせるかもしれない」と、帰国した小嶌が友人と共に作り始めたサービスがごみ拾いSNS「ピリカ」でした。

創業ストーリーpart1

part 2 ごみ拾いSNSピリカの誕生

2011年5月15日、現取締役の高橋をはじめとする開発メンバーの協力を得て、ごみ拾いSNS「ピリカ」が公開されました。最初の1ヶ月で拾われたごみの数はたった100個。それでもサービスを通じて会ったことも無い人がごみを拾ってくれることに感動しました。

家賃節約のために家を引き払い、投資家を探して東京と京都を行き来する中で、ピリカは改善され、拾われるごみの数は少しずつ増えていきました。

2011年11月には株式会社ピリカを設立。手続きには住所が必要なため、半年続いたホームレス生活は終わりました。

創業ストーリーpart2

part 3 ごみの自然界流出問題

2014年の初め、拾われたごみの数が300万個に届きかけた頃、チーム内で疑問が生まれました。「ピリカによって自然界への流出量は本当に減っているのか、効果があると言い切れるのか」
結論は「分からない」でした。この世界には自然界流出ごみの変化量や改善率を測る“ものさし”が存在しなかったからです。

「盲目的に良いと信じてピリカを続けることもできる、でも10年後に効果が無いと分かったら人生を無駄にすることになる。結果次第では大好きなピリカを止めることになる、でも他の誰かに証明されるくらいなら、自分達で“ものさし”を作って決めよう」
株式会社ピリカの新しい挑戦が始まりました。

創業ストーリーpart3

part 4 ごみの分布調査システム タカノメの開発

調査手法の開発は難航しました。人件費と注意力の個人差から生まれる誤差が課題でした。

ある日、取締役の高橋が「機械学習という技術を使えば、動画に写ったごみも認識できるかも」と言い出し、一人でシステムを完成させてしまいました。残るは人の目でごみを読み取り、システムに結果を学習させる気合の作業。スタッフを一挙に20人増やし、人海戦術で読み取りを進めました。

広範囲の路上散乱ごみを鷹の目で見るように調査できる「タカノメ」は多くの自治体で採用。問題解決に必要な情報が日本中から集まり始めました。

創業ストーリーpart4

part 5 我々の向かう先

創業から10年で拾われたごみの数は1億個を超え、調査事業が開始し、売上利益は成長を続けています。しかし、我々はまだごみの自然界流出問題を克服できていません。地球上の自然界流出ごみは毎年兆個単位で増え続け、問題の全容は分からないままです。何より、この世には人類が克服しなければならない未解決の環境問題が多く残っています。

無力感に苛まれる一方で、我々は創業期と変わらず燃えています。人類はこれまでにも様々な危機を克服してきました。伝染病、大規模自然災害、2度の世界大戦... 今度は我々の番です。

科学技術の力であらゆる環境問題を克服する

ピリカの挑戦はまだ始まったばかりです。

創業ストーリーpart5

GREETING

株式会社ピリカ /一般社団法人ピリカ 代表
            小嶌 不二夫

ごみ拾いSNSピリカを世に公開した5月になると、僕の1番の理解者だった祖父のことを思い出します。「好きなことをやりなさい」が口癖だった祖父は、ピリカ公開から5日後にこの世を去りました。

僕は科学が大好きです。その科学が生み出した、21世紀の人類にとって最大の脅威である環境問題を、科学の力で克服する。子供の頃から祖父に話していたその夢を、実現するために生まれたのがピリカという会社です。

まずは、ごみの自然界流出の問題から、いつかはあらゆる環境問題の解決を目指して、何年かけても、どんな回り道をしても、一歩一歩前に進んでいきたいと思います。

株式会社ピリカ /一般社団法人ピリカ 代表
小嶌 不二夫

MEMBER

小嶌 不二夫

代表取締役

世界一周中にごみ問題に着目、2011年にピリカを創業。

村越 隆之

サービス事業部 部長

Google等を経て2019年よりピリカに参与。

三井 悠

管理部 部長

早稲田発の教育ベンチャーを経て2015年よりピリカに参与。

九鬼 正人

テックリード

前職でのカーエレ機器のソフト開発を経て、現在は調査プロダクトのソフト開発に従事。

藤澤 加奈

プロダクトマネージャー

前職にてプロダクトの立ち上げやUI/UX設計実装を担当後、PdMとして入社。

冨田 綾音

バックエンドエンジニア

ソニーを経て、2020年よりエンジニアとしてピリカに参画。

国沢 聖恵

デザイン

製紙会社、酒造メーカーのインハウスデザイナーを経て2021年よりピリカに参画。

土村 萌

コンサルティング

大学院で海洋プラ研究を行う。ピリカでは省庁/自治体コンサルを担当。

土屋 明子

PR

PRサービスの代表、フリーランスの活動を経てピリカに参画。

澤村 沙央理

セールス

SaaS型通販システムの会社にて営業を担当。2021年よりピリカに参画。

朝緑 高太

セールス

作業支援ロボット開発企業での営業担当を経て、ピリカに参画。

堀田 陽香

カスタマーサクセス

大学院で地球温暖化のメカニズムを研究。インターンとしてピリカに参与後、入社。

箕田 悠里

カスタマーサクセス

15年以上のERPパッケージ企業勤務を経て、2022年よりピリカに参画。

谷口 弘子

コーポレート

リクルート等での営業、デジタルマーケ、バックオフィス経験を経てピリカに参画。

栁沼 尚子

コーポレート

NPO、スタートアップ、上場企業等でバックオフィスを経験後、ピリカに参画。

永田 諭史

人事

リクルート、PwCコンサルティングを経てピリカに参画。人事関連の業務を担当。

COMPANY

株式会社ピリカ (Pirika, Inc.)

  • 設立

    2011年11月21日

  • 代表者

    小嶌 不二夫(代表取締役)

  • 事業内容

    • ごみ拾いSNSピリカの開発・運営
    • ごみ分布調査サービスの提供
    • 環境問題解決のための調査・研究
  • 従業員数

    29名(アルバイト・インターン含む)

  • 所在地

    150-0042
    東京都渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ1308
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  • 決算公告

一般社団法人ピリカ (Pirika Association)

  • 設立

    2018年4月26日

  • 代表者

    • 小嶌 不二夫(代表理事)
    • 高橋 直也(理事)
    • 村越 隆之(理事)
    • 細川 兼嗣(監事)
  • 事業内容

    • 地球環境の保全に寄与する調査分析及び研究
    • 地球環境の保全に寄与する啓蒙及び啓発
    • 地球環境の保全に寄与する各種情報の提供
    • 地球環境の保全に寄与する広告、宣伝に関する企画、制作及び補助活動
  • 所在地

    150-0042
    東京都渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ1308
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  • 決算公告