「海洋プラスチックごみの研究から具体的解決へ」東南アジアの調査結果発表及び、新プロジェクト発表会を開催しました。
科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを目指す株式会社ピリカ(東京都渋谷区、代表取締役:小嶌不二夫 以下ピリカ)は、東南アジアにおける調査結果及び新プロジェクト発表会「海洋プラスチックごみの研究から具体的解決へ」を3月31日(木)にオンラインにて開催しました。当日の発表内容をYouTubeにも公開いたしましたので、お知らせいたします。
YouTube
2050年問題に向けて、海洋プラスチック問題の根本解決を目指して
2050年までに海中のプラスチックの重量は魚の重量を超え、少なくとも9億3,700万トンのプラスチックが海に浮遊すると予測される(※1)など、海洋プラスチックごみ問題は今や国際社会における最重要課題の1つとなりました。
この度、新規開発した「タカノメ自動車版」による広範囲のごみ分布調査技術を活用し、日本財団 海と日本プロジェクトの一環で実施した実証実験、及び国連環境計画と共に実施した東南アジアにおけるマイクロプラスチックの流出実態調査、また過去の調査結果に基づいて新たに生まれたごみの流出抑止技術などの2021年度事業の成果に加えて、問題の根本解決に向けた今後の展望を発表いたしました。
※1 エレン・マッカーサー財団が世界経済フォーラムと協力し作成した調査書より
https://www3.weforum.org/docs/WEF_The_New_Plastics_Economy.pdf
<発表会概要>
日時:3月31日(木)13:00~14:00
プログラム:
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ピリカとは
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既存事業の成果
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コロナ禍における「ごみ拾い」の変容が明らかに
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国連環境計画との共同調査を実施(CounterMEASUREプロジェクト)
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自動車 x スマホ x AIの組み合わせによる広域調査技術を開発
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新規事業と新たな連携
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人工芝等のマイクロプラスチックの流出抑制
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流出懸念ごみの再資源化
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問題の根本解決に向けて
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「海中の魚の重量 < 海中のごみの重量」とならない世界を目指して
登壇者:小嶌不二夫 (株式会社ピリカ/一般社団法人ピリカ 代表取締役社長/代表理事)
引き続き、ピリカは科学技術の力であらゆる環境問題解決を目指すべく、
様々な連携・パートナーシップを通じて事業を展開して参ります。