流出実態を把握するための実地調査・分析から、実態・課題に応じた流出防止のためのガイドライン策定・構造物開発、流出・廃棄予定の人工芝を用いた再資源化製品の開発や流出を防ぐ運用、対策効果のモニタリング・評価を支援し、人工芝流出における課題解決を目指します。
人工芝流出対策事業
国内調査において多くの流出が確認されている人工芝の流出抑止・対策のための
支援サービスを提供しています。
人工芝流出問題とは
ピリカでは、2018年より国内外400箇所以上で調査を実施し、国内のマイクロプラスチック流出源として最も大きな割合を占める製品が、人工芝であることを突き止めました。結果をオープンデータとして公開し、メディア等広く発表すると共に、企業や自治体と連携して解決策創出に向けた様々な調査や研究を実施。現在では、各地の人工芝施設において具体的な解決策の導入が進んでいます。
提供サービス
実態把握
- 流出実態を把握するための懸念調査
- 対象地域における複数箇所の調査
- 地域全体の流出総量の推計・把握
理解促進
- 人工芝施設利用者に向けた講演・環境教育の実施
- 施設管理者(自治体・スポーツチーム・教育機関等)に向けたセミナーの実施
- 人工芝問題に関する動画・資料・事例の共有
解決策の導入
- 解決策となる技術やサービスの紹介
- ガイドラインや啓発資料の作成
- 人工芝関連の各種ルールや仕様の把握・改善
※図のバリア資材はパートナー会社である住友ゴム工業(株)より提供。 (フェンス部分:外囲いネット、明るい緑色の芝:外周バリア人工芝) 人工芝流出対策の実証実験の詳細はこちらをご参照ください。
運用・維持・発展
- 流出人工芝を用いた再資源化製品の開発と啓蒙
- 定期的な調査や確認の実施
- 新たな問題が見つかった場合の追加対応