科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを目指す株式会社ピリカ（東京都渋谷区、代表取締役:小嶌不二夫 以下ピリカ)は、ごみ問題と向き合い、自然と共に生きる社会を目指すNPO法人荒川クリーンエイド・フォーラム（東京都江戸川区、代表理事 高山 亮　以下荒川クリーンエイド・フォーラム）は、3月12日（土）に共同で、「荒川における河川水中マイクロプラスチック調査の基盤整備」における研究中間発表及び、ごみ拾い（荒川清掃）を開催します。

• 河川ごみ問題の解決に向けて20年以上活動を続ける荒川クリーンエイド・フォーラム

荒川クリーンエイド・フォーラムは、荒川のごみを調べながら拾うことを通じて、自然環境の回復と荒川に集い思いを寄せる人々の交流を作り出してきました。活動は1994年から始まり、過去25年間に延べ20万人を超える参加者が参加し、川に対する関心が広がっています。気候変動と生物多様性の危機が国際問題となる中で、荒川の自然回復は誰でも参加できる身近な環境問題として注目されています。こうした功績が認められ、2019年海ごみゼロアワードでは、最優秀賞を受賞しました。
 

• 陸・河川のごみの流出問題を連携して定量調査・解析、企業向け研修の拡充へ

この度、2022年のエフピコ環境基金の助成を受け、荒川クリーンエイドとピリカは協働し「荒川における河川水中マイクロプラスチック調査の基盤整備」を進めております。マイクロプラスチック調査機器アルバトロスを活用し、両者で連携しながら荒川流域における持続的なマイクロプラスチック流出調査体制の構築に取り組んでいます。2021年9月7日から2021年11月20日までの期間で、合計6回の調査を実施し、人工芝や発泡スチロールなどが発見されました。今後は、この調査結果を元に詳細な調査実施によるさらなる実態把握や啓発などよる流失対策を予定しています。
 

• 荒川河川敷のマイプラ調査結果及び河川敷の自然界流出状況視察会を開催

また、3月12日には、アルバトロス調査を実施している荒川河川敷にて、荒川河川敷のごみの漂着状況の観察及び、アルバトロスを活用したマイクロプラスチック調査の中間発表を行います。荒川流域のマイクロプラスチックの傾向や実際にどのような調査を行ったのかデモンストレーションを予定しています。更に、一般の方や企業の方々と一緒にごみ拾いSNS「ピリカ」を活用したごみ拾いを実施予定です。

海洋ごみの7〜8割が街から発生していると言われており、雨が降った際などに路上のごみが川や水路に流出し、海へと至ります。今回の河川敷の現場では、陸から海へ流れるごみの一部が漂着し、海洋ごみになっていくプロセスを目の当たりすることができます。その中で、実際にどのようなごみが漂着しているのか、またマイクロプラスチック調査ではどのような結果が出たのかを発表する予定です。
 

• 開催概要

日時：2022年3月12日（土）
開催場所：荒川河川敷（葛飾区西新小岩地先の河川敷）
https://goo.gl/maps/eF6phFySpQvxwhxe6
※会場に向かう中施錠箇所があるため、参加者の皆さん一緒に、現地へ同行いたします。

当日の流れ：
10:30-10:40   本プロジェクトについて説明
10:40-11:00 「アルバトロスを活用した荒川における河川水中マイクロプラスチック調査」中間報告
11:00-12:10   現地観察及び、清掃活動
12:10-  　　　 集合写真、解散

参加対象：
・荒川クリーンエイドフォーラムに加盟した個人、団体、企業
・ピリカSNSにアカウント登録した個人、団体、企業
・河川ごみ清掃、生態系保全に関心のある個人、団体、企業

参加費：無料


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参加ご希望の方は、3月3日までに、以下よりお申し込みください。
https://forms.gle/7XxxMeP11jzCVSiT9   （フォーム申込締め切り：3/3）
当日は、10:00に東大島駅大島口集合、その後現地までご案内いたします。

※現場の鍵の管理の関係で、現地への入退場は同行という形になります。
できるだけ遅刻参加、退出はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
尚、参加人数によって、集合場所等変更になる可能性がございます。変更のご連絡等は、参加フォームのご連絡先にお送りいたしますので、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。