ピリカ、秋田ノーザンハピネッツ"グローカル・スタートアップ"支援基金の受賞団体に決定
〜秋田・日本海から始めるロボット海岸清掃の事業プランの実現へ〜
科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを目指す株式会社ピリカ(本社:東京都千代田区、代表取締役:小嶌不二夫 以下、「ピリカ」)は、「秋田ノーザンハピネッツ"グローカル・スタートアップ"支援基金」(第1回)において、ピリカの事業プランが受賞団体に決定したことをお知らせします。
■ 受賞の概要
・基金名:秋田ノーザンハピネッツ"グローカル・スタートアップ"支援基金(第1回)
・連携団体:日本フィランソロピック財団
・受賞団体:株式会社ピリカ
・受賞した事業プラン:
「秋田・日本海から始めるロボット海岸清掃。清掃ロボットで漂着ごみを省人回収し、擬木へのリサイクルで資源化する『グローカル循環モデル』の構築」
■ 受賞した事業プランについて
〈取り組みの背景〉
日本海に面した秋田の海岸には、海流にのって、大陸からも多くのごみが流れ着きます。流れ着くごみの6〜9割はプラスチックです(県の調査結果より)。それでも海岸がきれいに保たれているのは、事業者やボランティアのみなさんが、根気よく拾い続けているからです。
一方で、これから人口が減り、高齢化が進むと、ごみを拾う人が足りなくなります。また、拾えば拾うほど、ごみを処分する費用の負担も重くなります。この「人手不足」と「ごみの処理」という悩みは、秋田だけでなく全国に共通しています。
〈取り組みの内容〉
この悩みに対し、ピリカは次の2つに取り組みます。
1. ロボットで、ごみを拾って運ぶ
海岸を移動するロボットが、ごみ拾いと運び出しを行います。人の負担を減らし、人手が足りなくても海岸をきれいに保てるようにします。
2. 拾ったごみを、材料に変える
種類が混ざったプラスチックごみから、板材などをつくる技術を活かし、拾ったごみを擬木にリサイクルします。ごみを「処分するもの」から「使えるもの」に変えます。
〈めざす姿〉
ピリカがめざすのは、「拾う」から「資源にする」までが、人手に頼りすぎることなく続いていく海岸の仕組みです。
まずは、秋田の海岸でロボットの開発と実証を進め、そのうえで、行政や地元の清掃事業者のみなさんと協力しながら、海岸清掃の現場で使える形にしていきます。
拾ったごみは、地元で材料に変え、公園やまちなかで使える製品にします。ピリカはすでに、ごみを原料にしたベンチやテーブル、ダストボックスなどを、各地の公園等に設置してきました。出たごみを、その地域で使えるものに変える「ごみの地産地消」を、海岸ごみでも実現します。
■ 基金について
この基金は、地域の社会課題の解決に取り組む事業を起点に、日本全国や海外への展開を目指す若手起業家の事業プランを表彰するものです。「今後10年以内に全国規模または海外に展開できる見込みのある事業プラン」を募集し、2026年5月31日までの応募の中から、選考委員会が候補を決定し、財団理事会が受賞団体を決定しました。
▼詳細は、秋田ノーザンハピネッツの発表ページをご覧ください。
https://northern-happinets.com/news/detail/id=22894
■ 今後の展望
ごみが流れ着き、拾う人が足りなくなるという悩みは、秋田だけでなく、日本各地、そして世界の海岸に共通しています。
ピリカは、秋田・日本海で磨いたロボットによる海岸清掃とリサイクルの仕組みを、同じ悩みをもつ全国の海岸へ、さらには海外へと広げていきます。地域の課題の解決を出発点に、世界へ。これが、事業プラン名にある「グローカル循環モデル」です。
このたびの受賞を力に、秋田の海岸でその第一歩を踏み出し、きれいな海岸を未来に残せる仕組みづくりに取り組んでまいります。
▼ピリカのロボット事業については、こちらをご覧ください。
https://corp.pirika.org/service/robot/
■ 株式会社ピリカについて
科学技術の力であらゆる環境問題を克服することを目指し、ごみの自然界流出問題の解決に挑む、環境スタートアップです。ごみ拾いSNS「ピリカ」は135以上の国と地域で利用され、累計4.6億個以上のごみが拾われています(2026年10月5日時点)。ごみ分布調査サービス「タカノメ」の開発をはじめ、ごみに関する調査・対策、資源化のコンサルティングも展開。多様な協業・連携を通じて、課題の発見と解決に取り組んでいます。
団体名:株式会社ピリカ
所在地:東京都千代田区 九段北一丁目4番7号
URL:https://corp.pirika.org/
