第4回<考える・動く編>マイクロプラスチック対策の第一歩、共創で変える未来
ごみ・プラ問題に挑む、共創のチカラ ― 知る・つながる・動き出す ―
海洋プラスチックやポイ捨てごみ、そして目に見えないマイクロプラスチック。これらの課題は、行政だけ、市民だけ、企業だけでは解決できません。株式会社ピリカが主催する本セミナーシリーズは、立場を超えた「共創」をテーマに、実践的な知識と連携のヒントをお届けしてきました。
いよいよ最終回となる第4回では、【マイクロプラスチック】をテーマに、研究者と企業担当者から最新知見と取り組みを紹介。さらに自治体や市民と共に、未来を変えるための具体的なアクションを探ります。
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セミナー概要
マイクロプラスチック対策の第一歩、共創で変える未来
〜ごみ・プラ問題に挑む、共創のチカラ ― 知る・つながる・動き出す ― 第4回<考える・動く編>〜
対 象:企業関係者(CSR・広報・人材育成・環境部門)、自治体職員、教育関係者、市民活動団体、一般市民
日 程:9月26日(金)13:00-14:30
主 催:株式会社ピリカ
参加費用:無料
開催場所:オンライン(zoom)
ご 質 問 : 9月17日(水)までに「ご質問・ご要望」欄にご記載ください。
プログラム予定
基調講演
国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環領域 資源循環基盤技術研究室 鈴木 剛室長
「海洋流出マイクロプラスチックについて考える ~どこから?どこへ?どうなる?そして、どうする?~」
事例紹介
住友ゴム工業株式会社 ハイブリッド事業本部 生活インフラビジネスチーム 長谷川 浩様
「スポーツ人工芝由来のマイクロプラスチック流出抑制への取り組み」
レンゴー株式会社 開発営業第二部 大阪開発営業課 寺嶋 沙樹 課長代理
「セロファンを使った環境配慮包材REBIOSのご紹介」
ディスカッション
登壇者全員によるクロストークで、それぞれの専門や現場経験を踏まえ、マイクロプラ対策に向けた多様なアプローチと連携の可能性について掘り下げていきます。以下の3つの柱を中心に議論を展開します:
- 実効性ある発生源対策とは?
研究や企業現場での取り組みから見えてきた、発生源抑制のための技術的アプローチや制度的課題を共有し、実効性を高めるためのポイントを考察します。 - 自治体・企業・市民の連携、何が壁となり、どう乗り越えるか?
現場で感じる連携の難しさや限界、そしてうまくいった事例を通じて、セクターを超えた共創のあり方を探ります。 - 未来を変える共創の次の一手とは?
技術・制度・市民参加が交わるポイントを明らかにし、それぞれの立場から今後取り組むべき「一歩」について具体的に提案し合います。
<スピーカー>
国立研究開発法人国立環境研究所 鈴木 剛 室長
住友ゴム工業株式会社 長谷川 浩 様
レンゴー株式会社 寺嶋 沙樹 課長代理
株式会社ピリカ 土村 萌
登壇者紹介
<基調講演>
鈴木 剛 室長
国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環領域 資源循環基盤技術研究室
岩手大学大学院連合農学研究科修了(2005年3月農学博士)。国立環境研究所循環型社会形成推進・廃棄物研究センター ポスドクフェロー、愛媛大学沿岸環境科学研究センター 日本学術振興会特別研究員(SPD)、Vrije University Amsterdam IVM 客員研究員、国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター 主任研究員等を経て2024年4月より現職。
環境省 海洋環境を含むプラスチックごみ流出量インベントリ検討会委員,海洋プラスチックごみによる生物・生態系影響把握等業務リスク評価検討委員会委員・ばく露等評価分科会委員、河川・湖沼におけるプラスチックごみの海洋への流出実態調査検討会委員等。
<事例紹介>
長谷川 浩 様
住友ゴム工業株式会社 ハイブリッド事業本部 生活インフラビジネスチーム
砂入り人工芝「オムニコート」、サッカー・多目的ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフ」の技術企画を約15年間担当し、定年退職後は、人工芝のSDGs対応や環境問題を専門に対応中。
特にマイクロプラスチック問題では、2018年のピリカレポートを契機に調査研究に取り組みを始め、現在は環境省や業界団体とも連携して対策に取り組んでいる。(投稿:スポーツ人工芝由来のマイクロプラスチック流出抑制 雑誌プラスチックス2024.11)
<事例紹介>
寺嶋 沙樹 課長代理
レンゴー株式会社 開発営業第二部 大阪開発営業課
2013年 理学部生物学専攻卒業 レンゴー株式会社 入社。大阪包装技術第二課 配属、現 開発営業第二部、近畿エリアのユーザーを担当。
箱やフィルムなどの包装資材を販売する営業の販促活動に対し、技術的な面でのサポートや包装資材の開発業務を行っている。
<司会・スピーカー>
土村 萌
株式会社ピリカ コンサルティングチーム マネージャー
2021年より株式会社ピリカにて、官公庁・自治体・企業と連携し、マイクロプラスチックなど廃棄物に関する調査・対策業務に従事。プラスチック製品の環境影響調査や人工芝の流出対策、海洋・漂着ごみの実態調査、ポイ捨て抑制効果の検証など幅広いテーマを担当。科学の知見と現場をつなぎ、実効性ある対策の共創を目指している。
こんな方におすすめ!
- 自社のCSR・環境部門で「何から始めるべきか分からない」と感じている方
- 発生抑制と生活の便利さの両立を考えるヒントを得たい方
- 事例から、自社に活かせるアクションを探したい方
- 業界の最新動向や技術的アプローチ(人工芝流出対策、環境配慮型包装材など)を押さえておきたい方
- 身近な製品からのマイクロプラスチック発生を理解したい方
連続セミナー【ごみ・プラ問題に挑む、共創のチカラ ― 知る・つながる・動き出す ―】
本セミナーは連続企画の最終回です。
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第1回(終了・アーカイブあり)
ゼロからわかる ポイ捨て・不法投棄ごみ対策入門セミナー
第2回(終了・アーカイブあり)
アンケート調査にみるごみ拾いSNSアプリの導入と自治体に与える効果
第3回(終了・アーカイブあり)
社会を変える環境教育とは?みんなを巻き込む仕掛け
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